【行ってみた】愛知県一宮市萩原チンドン祭りの楽しみ方、アクセスや駐車場、見どころなどを紹介
愛知県の北西部にある一宮市で行われる萩原チンドン祭りについて紹介します。
ところで「チンドン」って言葉は若い人はわかるのでしょうか。
チンドンとは
珍しい出で立ちと楽器の演奏等で人目を集め、その地域の商品や店舗などの宣伝を行う広告屋さんをチンドン屋さんといいます。
楽器は鉦と太鼓がよく使われていて、チンドンと聞こえるのがそのまま名前になっています。
江戸末期からある商売で、全盛期は昭和25年頃。全国に2500人程度いたそうですが、昭和30年代後半からテレビが普及し、徐々に姿を消していきました。
萩原チンドン祭り
全国から選りすぐりのチンドンマンが商店街に集い、優れたチンドンマンの大道芸を観光客に披露する全国選抜チンドンコンクール大会のほか、ミュージシャンによるライブ、大道芸によるパフォーマンス、パレードなどが行われるお祭り。
1966年からはじまった歴史のあるお祭りで、毎年5月の第4日曜日に行われております。
2018年の情報は以下の通り。
開催期間 2018年5月27日(日)9:00-17:00
開催地 萩原商店街
住所 愛知県一宮市萩原町萩原
TEL 0586-28-9131(一宮市観光協会)
料金 無料
例年の来場者数 3万人
チンドンコンクールは、全国でも富山とここだけの催しです。
10月の第3日曜日にもチンドンコンクールがありますが、秋は素人が参加、春はプロによるものという違いがあります。
アクセス
萩原町は一宮市の西部にあります。
一宮市は中心部に大きな商店街があり七夕祭りなどで有名ですが、そことは場所が違いますのでご注意ください。
(自分も勘違いしていました)
電車の場合
名鉄尾西線「萩原駅」下車、徒歩5分
車の場合
東海北陸自動車道
一宮西インターチェンジから約10分
尾西インターチェンジから約15分
東名、名神高速道路
一宮インターチェンジから約20分
駐車場
開場直ぐ側の萩原小学校(0568-28-8721)の校庭が駐車場となります。
カーナビには電話番号を入れてください。
雨天のときもチンドンコンクールは行われますが、この小学校が会場となり校庭は駐車禁止となりますのでご注意ください。
2018年に私が利用したときは10時半の時点で駐車場は満車で、少し待ってから案内されました。
交通整理の人がたくさんいますので、係の方の指示を伺いましょう。
屋台も人もいっぱい
商店街には屋台がいっぱい出ていました。
商店街に3つの開場が設けられ、それぞれにパフォーマンスが行われます。
チンドンコンクールは中央広場にて行われます。
チンドン屋さんはコンクールだけでなく商店街を練り歩き、本当に商店街のお店の宣伝をしています。
萩原商店街
会場となる萩原商店街は美濃路街道の宿場町の流れをくむ商店街です。
お祭りで大勢の人で賑わっていましたが、普段は昭和レトロな雰囲気を残す商店街とのこと。
確かに、面白いお店がいっぱりました。普段の商店街も訪れてみたいですね。
商店街の両端の萩原商店街のアーチ
レトロなハンコ屋さん。まさにインスタばえ。
こちらもレトロな和菓子屋さん。羽二重餅が有名な名店です。
舟木一夫の故郷
お祭りの開場からは少し外れますが、名鉄萩原駅の北に郷土資料館があったので入ってみました。
郷土資料館ってなんだろうと思ったのですが、「高校三年生」で有名な歌手、舟木一夫さんを記念して建てられたものでした。
資料館の前には歌碑や、高校三年生をモチーフにした穴開き看板も。
郷土館の線路を挟んですぐよこにあるアパートが舟木一夫さんの生家跡とのこと。
愛知県一宮市萩原町串作字流
080-4223-0279 (萩原町郷土史研究会事務局)
開館日 毎月第4日曜日 11:00-15:00
チンドンコンクールやパレードの鑑賞、街歩きを含めれば一日楽しめるイベントですね。